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せどりと転売の違いは何?さらに小売業と差別化をする定義の仕方

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白黒つける

せどらーと転売ヤーどっちを名乗る?小売業者との違いとは?

ぃらっしゃいませー!せどり店長のムージです。

 

小売業界において呼び名は様々ありますよね。

 

「俺って一体何に属するんだろう・・・?」

 

ってなることもしばしば。

 

ぼくは普段はせどらーを名乗っていますが、元々は転売ヤーだと名乗っていました。

 

なぜ変更したのかというと、せどらーの方が呼びやすいし響きがキャッチーだからです笑

 

でもリアルで会話をする時に”せどらー””転売ヤー”は一般的ではないので「は?」ってなる恐れがある。

 

なのでぼくはリアルでは”通販のお店を経営しています”と言っています。

 

定義が曖昧なまま3年を過ごしてきましたが、ここらで白黒はっきり付けたいと思います!

 

せどりの由来は中間業者である”競取り”

せどりは元々違う意味を持つ”競取り、糶取り”が由来のようで、Wikipediaによると下記の意味があるようです。

 

せどり(競取り、糶取り)とは、『同業者の中間に立って品物を取り次ぎ、その手数料を取ること。また、それを業とする人(三省堂 大辞林より)』を指すが、一般的には古本用語を元にした「掘り出し物を転売して利ざやを稼ぐ」商行為を指す言葉。

Wikipediaより抜粋

また、せどりというと古本の転売で利ざやを稼ぐ行為として浸透していますが、ウィキにはさらに下記のように書かれています。

『書物語辞典(1936年 古典社)』によると、語源は不明。漢字は当て字で「糶取」「背取」などと書き、『せどりの營業は、店舗から店舖を訪問して相互の有無を通じて口錢を得るのを目的とする。即ち甲書店の依頼品を同業者間をたづね歩き値の安きを求め其の間に立つて若干の利得をする(同書より)』との事で、書店同士の売買の仲介をする事、またはそれを生業とした者を指す。

Wikipediaより抜粋

また、上述のように”店舗をまたいで利ざやを稼ぐ行為”の他に、”古本業界では競りの際に不要な本から必要な本だけを抜き出す行為を『競取り』と呼ぶようになった”とあるので、元々の由来は利ざやを稼ぐ行為を指しているわけではないようなので面白いですね!

 

とは言えまとめると、現在”せどり”と呼ばれる行為は、それまでの色んな意味から抜粋する形で現在の意味が成り立ったようですね。

 

ウィキには記載は無いですが、ぼく個人的には”競争が激しいせどり業界”の意味も含んでいるように思います。

 

ということで現在のせどりの定義を確認しましょう。

 

販売店から利ざやを稼げる商品を抜き出し、競争の中で販売する行為

 

次はさらに、転売と小売の違いを定義したいと思います。

 

緊急的な需要のある商品を高値で売る行為が転売

ほとんど上記の見出しで転売を定義してしまった感はありますが、ウィキペディアによるとそういうことのようです。

 

主に数量が限定されるなどの入手困難な商品を転売目的で大量に購入し、インターネットオークション等で高値で販売することを生業・趣味とした人々を指す。

Wikipediaより抜粋

 

つまり、転売とは

 

数量限定品や希少価値が高く、緊急的に需要のある物品を大量に買い占め、市場を操作する形で販売する行為

 

を主に指すようですね。

 

転売屋をもじって転売ヤーとネット上では普及していますが、元々は転売師とも呼ばれていたようですね。

 

このことから一般的な小売業とは大きくかけ離れていることが分かります。

 

一応、小売業の定義を確認しておくなら

 

小売(こうり、retail、リテール)とは、生産者(メーカー)や卸売業者から買った(仕入れた)商品を、最終消費者に売ること。小売を行う業者を小売業者(リテーラー)と呼ぶ。

※Wikipediaより抜粋

 

ということなので、ぼくは卸業者とも契約していますので、小売業者と名乗っても良いわけです。

 

ちなみに、市役所へ提出した開業届けなどは”通信販売小売業”としています。

 

でも、ネット上では呼びやすい”せどらー”を通して行こうと思いますし、実際にせどりも行っているので嘘ではありません。

 

たまに希少品を仕入れて転売することがあるので、転売屋の側面もあるんですが、まぁそれは置いておいていいと思います笑

 

ぼくの仕事の定義が完全にできて一安心ですが、ひとつ問題が見つかりました。

 

せどりをするなら古物営業法に規定される許可、つまり”古物商免許”が必要な可能性があります。

 

中古品を扱うなら当たり前なことなんですが、今まですっかり存在を忘れていました!笑

 

でも、恐らく多くのせどらーは古物商免許は取らずに気軽に販売していると思います。

 

せどりのノウハウブログで「まずは古物商免許を取りましょう!」なんて言っているせどらーは見たことがありません。

 

しかしです、法人なら必要でしょうが、個人なら要らないということも考えられます。

 

このことについては改めて言及した記事を書きたいと思います。

 

とりあえず・・・

 

今回の定義の仕方で異論はないでしょうか?笑

 

もし異論があればコメントしていただければ、48時間以内に返させていただきます。

 

今回のおさらい

  • せどりとは、利ザヤの出る商品を販売店から購入し、同業者と競争の中で販売すること
  • 転売とは、希少性の高い商品を買い占め、需要が高い内に高値で販売すること
  • 小売りとは、メーカーや卸業者と契約を結び、実店舗やネットショップを通して消費者に販売すること

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